月間シフト表のExcelテンプレート。記号を入れるだけで勤務時間と人件費が出て、休み希望との衝突は赤くなる

月間シフト表テンプレート(Excel)をダウンロード

無料・登録不要 / 22KB / 版 1.0 / Excel 2016以降

月間シフト表テンプレートの画面。記号を入れた4人分のシフトと、右端の出勤日数・労働時間・概算人件費、下の日別集計。土曜は青、日曜は赤、休み希望と衝突したセルは赤字

シフト表をExcelで作っている店や事務所は多いのに、出回っているテンプレートの大半は罫線を引いただけの表で、勤務時間の集計や人件費の見積もりは結局、電卓か別のシートでやることになります。このファイルは、日付の下に「早」「遅」「夜」のような記号を入れるだけで、右端に出勤日数・労働時間・概算人件費、下に日ごとの出勤人数と人件費が出るようにしたものです。15人、1か月分。土日と祝日には色が付き、休み希望の日に勤務を入れると、そのセルが赤くなります。

入力するのは年月、氏名、時給、記号だけ

「シフト表」シートのA2に年、B2に月を入れると、1日から月末までの日付と曜日が並びます。31日がない月は右端の列が灰色になり、集計からも外れます。A列に氏名、B列に時給を入れ、あとは日付の下のセルに記号を入れていくだけ。セルを選ぶとリストが出るので、キーボードで「早」と打っても、リストから選んでも構いません。

記号と勤務時間の対応は「シフト区分」シートにあります。最初から入っているのは早番(9時から18時、休憩60分)、中番、遅番、夜勤(22時から翌7時)、半日、休み、有給、公休の8つ。開始と終了の時刻を変えれば労働時間は計算し直されますし、空いている行に自分の店の区分を足すこともできます。夜勤のように終了が開始より早い場合は、日をまたぐものとして扱うようにしてあります。

時給は概算人件費にしか使わないので、空欄でも動きます。月給の人は空欄にしておけば、労働時間だけが集計されます。

休み希望は別のシートに×を入れる

「休み希望」シートは、シフト表と同じ並びの表で、休みたい日に×を入れるだけです。スタッフに直接入れてもらう前提で、リストにも×しか入れていません。シフト表の側では、×の日に勤務を割り当てたセルが赤い背景と赤字になるので、割り当てながら気づけます。サンプルで山田の3日が赤いのはこれで、佐藤の8日は休みにしてあるので赤くなっていません。

希望と確定を同じ表に書くと、あとで見返したときにどちらを見ているのか分からなくなる。それを避けるために、希望は希望だけの表に分けました。

祝日は内閣府の一覧をそのまま持たせた

土曜は薄い青、日曜と祝日は薄い赤にしています。祝日の判定に使っているのは「祝日」シートの一覧で、内閣府が公開している「国民の祝日」のCSVから2025年から2027年の分を転記しました。2026年9月22日のような、祝日に挟まれて休日になる日も入っています。2028年以降は、内閣府のページを見て日付を足せば色が付きます。

祝日を関数だけで判定する方法も考えましたが、春分の日と秋分の日は前年に官報で決まるので、結局どこかに一覧を持つしかありません。それなら最初から一覧にしておいたほうが、後から開いた人にも分かりやすいと判断しました。

集計の仕組み

集計は「計算」という非表示のシートでやっています。シフト表の各セルと同じ位置に、そのセルの記号を「シフト区分」で引いた労働時間が入っていて、右端の労働時間はその行の合計、下の出勤人数は「0より大きいセルの数」です。人件費の行は、労働時間の列と時給の列をSUMPRODUCTで掛け合わせています。

作り始めたときは、シフト表のセルに直接COUNTIFと配列を組み合わせた式を入れる案でした。ただ、それだと区分を増やすたびに式を直すことになるので、セルごとに1回VLOOKUPする形に変えています。式は単純になり、区分の行を足しても「シフト区分」の11行目までなら何も直さずに済む。15人×31日なら速度も気になりません。

15人で足りなければ、行を挿入するより、スタッフの行をコピーして増やしてください。その場合は集計行の範囲も広げる必要があります。

やっていないこと

深夜割増(22時から5時の25%)と、週40時間や月の上限のチェックはしていません。人件費はあくまで時給×労働時間の概算です。給与計算の代わりにはならないので、その用途には勤怠管理の表を別に作ります。

希望休と必要人数から自動で割り当てる機能もありません。手で割り当てる前提の表です。自動割当は、要望が多ければ有料版として作ります。

動作を確かめた範囲

Microsoft 365のExcel(バージョン16)で、2026年10月と11月の2か月分を開き直して再計算し、サンプルの合計が手計算と一致することを確認しました。10月の4人分で労働時間252時間、概算人件費294,600円。11月にすると31日の列が空になり、集計からも外れます。エラー値の出るセルがないことも確認済みです。

GoogleスプレッドシートやLibreOfficeで開いた場合は確認していません。条件付き書式が別のシートを参照しているので、スプレッドシートではその部分が動かない可能性があります。

計算が合わない、こういう列がほしい、という点があれば、運営者情報のページの連絡先まで。次の版に反映します。

動作確認: Microsoft 365のExcel(バージョン16) / Windows 11 / 2026-09-19確認