有給を何日使えば何連休になるか。2027年は3日で11連休、5日使っても13連休だった

2026-10-06仕事の型
有給の日数と連休の長さの表(Excel)をダウンロード

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2027年は、有給を1日も使わずに休める最長が5連休で、ゴールデンウィークの5月1日から5日までの1回しかない。有給を1日使うと7連休、2日で9連休、3日で11連休になる。そこから先は伸びが鈍り、4日目と5日目は1日ずつしか延びない。5日使っても13連休だった。

数えた前提は、土曜と日曜と祝日だけが休みの職場。有給は出勤日にだけ入れ、続けて取る日数ごとに、1年のうちで一番長くなる置き方を全部の組み合わせから拾った。

2027年、有給の日数ごとの最長の連休。有給なしで5日、1日で7日、2日で9日、3日で11日、4日で12日、5日で13日、6日で16日

祝日は内閣府の国民の祝日についてのページと、そこで配っている祝日のCSVを2026年10月6日に取って使った。CSVの最終更新は2026年2月2日で、2027年11月23日の勤労感謝の日までが載っている。振替休日と国民の休日の決まりはe-Gov法令検索の国民の祝日に関する法律第3条、年末年始の扱いは行政機関の休日に関する法律第1条、有給の決まりは労働基準法第39条で、どれも同じ日に確かめた。数え上げはMicrosoft 365のExcel(バージョン16)で確認、2026年10月6日。同じ数をPythonでも別に数えて、全部一致した。

2027年は有給を何日使えば何連休になるか。0日から10日まで

配布した表の3枚目に、有給の日数ごとの最長を出した。

有給の日数ごとに、最長の連休と、休み始め、休み終わり、有給を入れる最初と最後の日、前の日数より延びた日数、同じ長さになる取り方の数を並べた表

有給1日の最長は、4月30日(金)に取る形だ。前の日の4月29日(木)が昭和の日、翌日からは5月5日(水)まで休みなので、7連休になる。4月30日の1日が、離れていた1日の祝日と5連休をつないでいる。

2日なら5月6日(木)と7日(金)。5月1日の土曜から9日の日曜まで、9連休だ。3日ならこの2つを合わせて、4月29日から5月9日までの11連休になる。ここまでは有給1日で2日ずつ延びる。

4日目からが鈍る。11連休の前にある出勤日は4月26日(月)から28日(水)の3日で、その手前に24日と25日の土日がある。3日全部を休まないと土日に届かないので、4日目と5日目は1日ずつしか延びない。6日あれば26日から28日を全部埋められて、土日の2日がついてくる。それで6日目だけ3日延びて16連休になる。

その先は1日ずつだ。10日使っても20連休で、有給1日あたりの休みは、3日のときの3.7日から2.0日まで下がる。

同じ長さになる取り方が1つしかないのは、0日から3日と6日のときだった。4日の12連休は3通り、5日の13連休は5通りある。4日なら、11連休の前に4月28日を足しても、後ろに5月10日を足しても12日になる。5月6日と7日を捨てて前の週の3日を埋める置き方も、4月24日から5月5日までの12日で並ぶ。

年5日の有給は、続けて取るか分けて取るか

10日以上付与される人には、会社が年5日を取らせる義務がある。対象と期限の数え方は有給の付与日数の記事に書いた。

その5日を全部ゴールデンウィークに寄せると、4月23日(金)から5月5日(水)までの13連休になる。3日を4月30日、5月6日、7日に入れて11連休にし、残りの2日を別の月に回す手もある。

有給1日で4連休以上になる日は、2027年に17日あった。11日は3連休の前か後ろに1日足す形だ。2月12日(金)、2月22日(月)、9月24日(金)、11月22日(月)の4日は、祝日と土日のあいだに挟まった1日。残る2日がゴールデンウィークの4月30日と5月6日になる。たとえば2月12日に取ると、2月11日の建国記念の日から14日の日曜まで4連休になる。

5日の使い方を2つ並べるとこうなる。

置き方 連休 休める日の合計
4月23日から30日の出勤日5日 13連休が1回 13日
4月30日、5月6日、7日と、2月12日、11月22日 11連休1回と4連休2回 19日

休める日の合計で見ると、分けたほうが6日多い。分けたほうの4連休2回には、もとから休みの祝日と土日が3日ずつ入っているからだ。どちらが良いかは人による。私は、長いほうが旅行の予定を組めて、短いほうは繁忙期の前後に置ける、くらいに考えている。

会社の側からは、労働基準法第39条第6項の計画的付与で、労使協定によって取る日を決められる。ただし決められるのは、有給の日数のうち5日を超える部分だけだ。4月30日、5月6日、7日の3日を全社の休みにすれば、全員が11連休になる。

シルバーウィークは、有給2日では9連休にならない

2027年の9月は、18日(土)から20日(月)の敬老の日までが3連休で、23日(木)が秋分の日になる。あいだの21日(火)と22日(水)に有給を取れば9連休、と考えたくなる。

私も最初はそう数えた。実際には6連休だった。24日(金)が出勤日として残るからだ。配布した表の2枚目にこの2日を入れてあり、連休の長さの欄は6と出る。24日も取って3日にすると、18日から26日(日)までの9連休になる。

2026年のシルバーウィークは、有給なしで19日から23日の5連休だった。敬老の日が21日(月)、秋分の日が23日(水)で、あいだの22日が1日だけ挟まれていたからだ。祝日法第3条第3項は、前日と翌日が祝日の日を休日にしている。CSVにも「2026/9/22,休日」とある。

2027年は敬老の日が第3月曜の20日で、秋分の日が23日。あいだが21日と22日の2日あるので、どちらも休日にならない。同じ9月でも、挟まれる日が1日か2日かで5連休が消える。

振替休日を一覧に入れ忘れると、3月の3連休が消える

2027年の春分の日は3月21日で、日曜に当たる。祝日法第3条第2項で、その後の最も近い祝日でない日、3月22日(月)が休日になる。それで3月20日から22日が3連休になる。

祝日の一覧を祝日法の名前から手で打つと、この22日を落としやすい。CSVでは名前の欄が「休日」になっていて、祝日の名前ではないからだ。

表の1枚目から3月22日の行を消して数え直した。有給1日で4連休以上になる日が17日から15日に、有給2日で5連休以上になる取り方が31通りから28通りに、有給なしの3連休以上が7回から6回に減った。3月19日(金)に1日取れば4連休になるはずが、一覧の上では3連休止まりになる。23日(火)に取っても、22日が出勤日に見えるので連休にならない。

春分の日と秋分の日は法律に日付が書かれていない。内閣府のページによると、国立天文台が毎年2月に翌年の分を官報で公表している。CSVが2027年11月23日で終わっているのは、2028年の春分の日がまだ決まっていないからだと思う。この一覧の切れ目のことは祝日の判定の記事にも書いた。

もとから休みの日に有給を入れても、連休は延びない

5月3日から7日までを有給で休む、と暦の5日間で数えたとする。2027年なら5月3日から5日は祝日で、有給を使うのは6日と7日の2日だけになる。

労働基準法第39条は有給を「労働日」で数えている。もともと休みの日は労働日ではないので、そこに有給は入らない。暦の5日間をそのまま有給の日数に数えると、残りの日数が3日ずれる。

配布した表の2枚目では、休みの日に1を入れるとI列に「もとから休み」と出て、F3にその数が出る。F2の有給の日数には休みの日の分も入ってしまうので、F3が0でなければ入れ方を見直す。

有給を入れる日が連休を延ばすか。もとから休みの日か、前後が休みか、その先の連休まで出勤日が残るかで分かれる

年末年始を12月29日から1月3日まで休む職場は、数字が変わる

行政機関の休日に関する法律第1条は、12月29日から翌年1月3日までを休日にしている。民間の会社も同じ日にそろえているところがあるので、表の2枚目のB3に1を入れると、この6日も休みとして数える。

有給の日数 土日祝だけ 年末年始も休み 年末年始で一番長くなる所
0日 5連休 6連休 12月29日から1月3日
1日 7連休 7連休 2027年1月4日に取る
2日 9連休 10連休 2027年12月27日と28日に取る
5日 13連休 14連休 2027年1月4日から8日に取る

2027年の終わりは、12月29日(水)から2028年1月3日(月)までの6連休になる。その前の27日(月)と28日(火)に有給を取れば、25日の土曜から10連休だ。2日の有給なら、ゴールデンウィークの9連休より長い。

2028年の祝日はCSVにまだ載っていない。元日の1月1日だけは祝日法第2条で日付が決まっているので、表には手で足した。この年は1月1日が土曜で、振替休日は出ない。

最長の連休は、出勤日の並びの引き算1つで出る

有給をk日使って一番長く休むには、出勤日をk日続けて休みにすればよい。飛び飛びに取ると、あいだに出勤日が残って連休が切れるからだ。

出勤日を1年分、日付の順に並べる。i番目からk日続けて有給にすると、連休はi-1番目の出勤日の翌日に始まり、i+k番目の出勤日の前日に終わる。長さは「i+k番目の出勤日」から「i-1番目の出勤日」を引いて、1を引いた日数になる。

表の2枚目のK列で出勤日に番号を振り、3枚目のB列にその順で日付を並べた。D列からM列が、iとkごとの連休の長さだ。

出勤日の番号  =IF(D7=0,COUNTIF($D$7:D7,0),"")
k日のとき     =INDEX($B$5:$B$344,$A5+k)-INDEX($B$5:$B$344,$A5-1)-1

2027年の出勤日は245日あり、kが1から10までの全部の置き方を数えても2,450通りを超えない。手で有給を動かして探すと、5日の13連休のように5通りある置き方のどれか1つしか目に入らない。全部を並べておけば、同じ長さの取り方が何通りあるかも数えられる。

3枚目の出勤日の並びは340行用意した。i+kが340を超える行はINDEXが範囲の外を指すので、式の頭のIFで空欄にしている。数える年に入る有給だけを数え、連休のほうは年をまたいでもよいことにした。年末年始の数字が2026年12月29日から始まっているのはそのためだ。

2枚目の連休の長さは、休みが前から何日続いているかと、後ろから何日続いているかを足して1を引いている。G列とH列がその2つだ。ここは有給を入れた日も休みとして数えるので、自分の予定を入れて長さを見るのに使う。

自分の会社の休み、たとえば夏季休業や創立記念日は、1枚目のD列に日付を足せば3枚目まで反映される。営業日の数え方を年度で見たいなら、年間カレンダーの記事の表のほうが向いている。

確かめていないこと

2028年の祝日は確かめていない。春分の日と秋分の日は2027年2月に官報で公表されるはずで、それまでは2027年の年末から2028年の年始にかけての数字は、元日だけを足した仮のものになる。

夏季休業、創立記念日、お盆の休みは入れていない。会社ごとに違うので、数える前提を土日祝だけにした。お盆を8月13日から16日に休む会社では、8月11日の山の日と合わせて長い連休が作れるはずだが、数えてはいない。

時季変更権で、会社が4月30日の有給を別の日に変えられるかは確認していない。労働基準法第39条第5項は、事業の正常な運営を妨げる場合に他の時季に与えられるとしているが、ゴールデンウィークの前後がそれに当たるかは職場の事情による。

半日単位と時間単位の有給は数えていない。シフト制で土日に出勤がある職場も、この表の前提から外れる。

動作確認: Microsoft 365のExcel(バージョン16) / Windows 11 / 2026-10-06確認

有給休暇連休祝日2027年テンプレート